鑑真和尚の居た大明寺へ〜


ランチを食べたのが2時過ぎでちょっとのんびりしすぎたみたいで、最後の目的地大明寺はかなりの駆け足で見ないと間に合わない。
帰りのバスが4時でバスターミナルの移動や荷物を置いてる車も市内の最初の観光地の駐車場に停まってる等を考えると、
私ともう一人の日本人の友人2人だけでお寺を駆け足で見て、45分後にお寺の入り口で待ち合わせをして、車で長距離バス停へ行くのが一番良いと言う事になった。

私はあまり良く判ってなかったけれども、楊州と言えば鑑真と言う程日本人には知られた和尚さんで、
万博の時には日本の国宝鑑真の木像が中国へ里帰りして日本のパピリオンで皆をお迎えしていたらしい。

万博が終わってから楊州に里帰りしてしばらくしてから、日本に戻ったらしく、鑑真の木像は日本最古の木像だとか、
鑑真が遣唐使によって何度も失敗を繰り返した後日本へ来て仏教を広めたらしく、素晴らしい教えを広める為に命を掛けて、国境を越えて来てくださった逸話などを読んだり聞いたりすると本当に感動する。

是非じっくりしみじみと鑑真について大明寺で感じて居たいけど、そんな場合じゃなくどんどん見て回る〜




この坂の上に大明寺があるの〜



楊州の主要観光地をずっと回っていたのに日本人にまったく出会わなかった。
さすがにこのお寺には居るかな〜と思ったけど人が少なく日本人は居なかった。

至る所でガイドさんが説明をしてるのがちょこっと聞こえるんだけど、日本と言う言葉を何度も言っているので、
鑑真和尚のお話をしていたのでしょうね。



鑑真逝去1200年後の1963年に鑑真祈念堂を建設する事が決まって1973年に鑑真ゆかりのお寺であり、国宝の唐招提寺を模してデザインした祈念堂に着工したものらしい。



中には鑑真の木像が鎮座していました。
目を閉じて瞑想しているのでしょうか。何時の鑑真の像なのかな。
日本にようやく来た6回目の渡航の時には度重なる渡航の失敗や疲労で失明してしまっていたそうだ。



1200年以上も経った今、鑑真の功績を受け継いで伝えていく場所
私はまだまだ凡人だから、色々何でも固執してしまって、捨てられない失えない物だらけなので真実が旨く伝えられないでいる。鑑真を見ると固執しない事、無になる事など色々考えさせられたけど、立ち止まってる時間が無くて、
ささっと見て家でしみじみと写真を眺めて色々反省する。



祈念堂の建物を見て唐招提寺がどんなだったか、まったく覚えていないし思い出せない、行った事があるのに・・・今度実家に帰ったら、アルバムを開いてもう一度写真を見てみたいな。



他にはこんな塔があったり、鐘があったりもする。




中には玉仏寺の仏像みたいな仏様が4方向向いて鎮座していたりする。

ゆっくり見ると2時間程度で必死に頑張れば45分程度で見れるお寺で、お寺では精進料理も食べられるので、
時間に余裕があったら食べてみたかったなぁ〜


大明寺は国家級重点開放寺院 国家AAAA級旅遊景区で、拝観料は30元


楊州の一泊二日の日記はこれでおしまい♪



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