こじき鶏
タイトルのこじき鶏って聞くとなんじゃーそれーって思うと思うけど、上海近辺の名物料理で、昔こじきが鶏を盗んで、見つからないように土の中に埋めておいたら、その上で別の人が焚き火をしてしまって、偶然できたお料理が名物になったそうで、名前の由来みたい。
鶏を蓮の葉で包んで粘土で包んでから新聞紙でくるんで蒸し焼きにした郷土料理で、是非食してみたくて蘇州に行ってみた。で、中国語では、叫化童鶏と言います。
ちょっと前の話になるけど1月に蘇州に行って食べてきた記事をいまさら書いてみるね。その頃はまだここのブログかいてなかったから。
オーダーするとこんな感じで新聞紙に包まれて焼かれた鶏がハンマーと一緒にテーブルの脇に登場♪
お店の人がハンマーの柄で焼いた粘土層を崩す
粘土を割ると蓮の葉がでてきて紐でしっかり結んであるのをはさみで切る
蓮の葉を開けると蒸しあがった鶏が見える
お皿に盛り付けて、お箸でほろほろっと崩れるような柔らかい鶏を特製ソースでいただきます。
味は美味しい鶏のが閉じ込められてて、ジューシーさも残っているところに蓮の葉からほんのり香る漢方の様な香りがいやみなくふんわりして美味しい。
味は結構あっさりしてるので、鶏だけでも楽しめる感じ♪
今回のお店はこの叫化童鶏で有名なお店だという事で選んでみたけど、他にお茶も素敵だった。お茶飲みますか?って最初に聞かれてお願いしたら、注ぎ口のながーいやかんを持ってきて、お湯をぴゅーっと飛ばしてお茶を入れてくれた。
お湯がぴゅーっと飛んでる背後に居る人が私♪
こーんなに長いそそぎ口のヤカンでびゅーっとお湯をこぼさずに飛ばしてくれるのは凄い♪
他にはジュンサイスープとレタスのオイスターソース炒めを頼みました。
この地域はジュンサイも名物で、日本のジュンサイと違ってかなり大きめで歯ごたえがしっかりあってちゅるっとしててとっても美味しい♪これも是非蘇州とか杭州に行ったら食べてもらいたいものの一つかなー。
ジュンサイをアップするとこんな感じで
蓮華いっぱいの大きさのジュンサイなんて珍しいから是非おためしをー♪
そして、このレストランではジュンサイスープも数種類あって好きな味のスープが選べるのも嬉しい。
ハムと竹の子のジュンサイスープをこの時はオーダーしてみた。ジュンサイもスープの味もすごーく美味しい。
この記事書いていたらまた蘇州に行きたくなったわ。
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王四酒家太監弄18号
67277006
11:00-21:00
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参考:叫化童鶏 定価 98元