上海での報道や市民の様子

結構色々な人から中国での地震情報ってどうなってるの?
と言う様な事を聞かれる。


地震が起きた瞬間はのほのほ〜っとインターネットを見てて、
気がつかなかった。気づいたのはママからの悲痛な怖い、腰がぬけちゃった、意味の無い物押さえてて動けない〜と言う
かなり緊迫した感じのメールからで、急いでヤフーを見たら、地震がかなり大きい旨が伝えられている内容だった。


やばい! 急いでママに電話をした。
直ぐに一回で繋がった。ママはろんの声を聞いて少し落ちついてくれたみたい。良かった。


でも、やっぱりここは、世界で一番ママを愛していると思われる、パパに連絡を入れた。
普段パパがどこに居るとか、あまり知らないけど、偶然地震の直前にママがパパは中国で土曜日に帰るんだよ〜ってメールをくれてたから、急いでメールで日本が大変、ママに急いで電話して!!とメールした。





パパからお返事は無い・・・・・ なぜかパパは絶対に私にメールをくれない。


しばらくしたら、ママがパパから電話があったと、教えてくれた。この状況からみて、国際電話はしばらく繋がりやすかったのではないかと思う。


こんな状態だったから、最初の一報は直ぐに入ってこなかったけど、帰宅時間の5時(日本時間6時)には見る見る内に
映像の情報が入ってきて、バスに乗ったら、なんかぬれてる大地みたいな映像や船みたいな物の上に人が居る映像。


空港の様に見える場所の周りが全部水と言う映像が映ってて、中国語でバスの中で状況がわからなかったけれども、
中国人は皆画面を見入っていた。


中国ではすごく大切な会議があって、本来ニュースはその話題で一杯になるはずだったのに、
最初のニュースは地震から報道されたそうだ。 24時間地震特集を生で放送し続けるチャンネルまであった。
ずっと同じ人がキャスターを勤めていて、寝ていないのではないかと、心配になる程ずっと報道してたらしい。


私は、悲しい映像をクローズアップした物を受け入れる事が出来ないから、ニュース類は全部見てません。


インターネットのタイトルから、選んで見ているだけ。それでも目頭がどうしても熱くなってしまう。


私が最近借りた家の大家さんまで、私の家族は無事かと連絡をくれるほど、皆心配をしてくださる。
友人の母も何度も、連絡をくださって、最新情報の収集につとめてくれている。
私に連絡が集中しない様にと前に住んでいた国の友人達からの問い合わせは、代表の友人が取りまとめて回答してくれて私に何度も同じ事を言わせないように気を使ってくださったり。皆様寄付をレッドクロスを通してしてくださったり。
日本を全力で応援してくれています。


こちらでは物資の調達も発送も出来るから、何かしたいけれども受け入れる側が混乱していて、
むやみに送ると、これこそ2次災害になりそうだから、電話もメールも何か送るのも極力控えている。
実家の回りもスーパーが空っぽの様だけど、家にある物をゆっくり食べて、全部食べつくす頃には落ち着いて来るのではないかと思っています。


火曜日の午後は中国でもかなりのデマが流れてしまって、日本の原子力発電所の放射能が中国まで来ていて非常に危険な状態と言うメールやショートメッセージが飛び交っていて、最悪な場合日本人をターゲットにした暴動になりかねない勢いで情報が流れて共有されていっていた。いくら、私達日本人が、まだ実家には普通に避難勧告が出ないで家族が普通の生活を送れていると言っても、日本に行った事が無い人たちは簡単に情報に翻弄されてしまう。


水曜日は火曜日と違って落ち着いた雰囲気だったから、不思議だった。
よくよく見ると、政府関係の人が中国に日本の原子力発電所の放射能漏れの影響は無いと発表してくださったようで、
事態は収拾していた。


今日は、震災があった日から七日目です。
地震の犠牲になった方達の初七日にあたる日です。日本の日付が変わった頃からろうそくに火をともさせていただいています。

ご冥福を心よりお祈りいたします。




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